海外旅行で使えるデビットカードの失敗しない選び方

海外こそデビットカードが使いやすい

海外旅行でも、デビットカードはクレジットカードと遜色なく使うことができます。海外ではクレジットカードと変わらぬシェアを誇っているデビットカードなので、むしろ使いやすさを感じるかもしれません。

 

例えば、世界ではVisaならクレジットカード全体のシェアとして、デビットカード36.79%、クレジットカードは20.95%となっておりデビットカードのほうが多くなっているのです。(参照:NILSON REPOR

 

海外旅行にデビットカードは最適

海外旅行に大きな金額の現金を持ち歩く危険性はどなたも感じることのはずです。しかし、年齢やその他の事情によって、クレジットカードを作ることができない方もいらっしゃいます。現金主義の方には、クレジットカードは持ちたくないものでしょう。

 

以前は海外旅行といえばトラベラーズチェックでしたが、2014年3月末を最後に新規発売は終了されています。発行済みのものは利用したり換金したりできますが、新たに準備することができません。

 

現金は不安、クレジットカードは持てない、そんな方こそデビットカードを海外で利用していただきたいのです。Jデビットは日本国内限定ですが、VISAデビットやJCBデビットなら海外の加盟店でも利用できます。

 

現地通貨を海外引き出しする時の手数料を比較

デビットカードを使って、海外のATMから現地通貨を引き出すことができ、両替の手間を減らせて大変便利です。

 

通常はVISAやJCBなどのクレジットブランドが定める海外レートに、海外取引に関するコストを加えた額がかかります。3%程度のデビットカードが多いです。また海外ATMで出金する利用手数料も100円から200円程度に設定してあるのが多いです。

 

デビットカード 海外利用時の手数料 海外ATM出金手数料
JNB Visaデビット 海外レート+3.02% 無料
セブン銀行デビットカード 海外レート+3.0% 108円(税込)
三菱東京UFJ-VISAデビット 海外レート+3.0% 108円(税込)
住信SBIネット銀行デビットカード 海外レート+2.5% 無料
楽天銀行デビットカード(JCB) 海外レート+3.024% ATMにより手数料がかかる
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa) 海外レート+3.024% ATMにより手数料がかかる
ソニー銀行デビットカード 海外レート+1.76% 1.76%+216円(税込)

 

 

海外での引き出し手数料がもっとも安いのは「住信SBIネット銀行デビットカード」で2.5%です。3万円分を現地通貨で引き出した場合、3.0%の海外手数料と比較して0.5%の差は150円です。(30,000円×2.5%=750円、30,000円×3.0%=900円)

 

私の経験ですが、海外旅行へ行った際に何度も海外ATMで引き出すことはありません。一回の海外旅行(7泊8日くらい)で1〜2回程度です。ですから、頻繁に海外旅行へ出掛けて、利用する金額も多い場合は手数料が低いデビットカードを選ぶべきですが、そうでない場合は日本での使い勝手も重視した方が良いでしょう。

 

私が実際に利用しているのは「JNB Visaデビット」で、セブンイレブンを良く使う人は「セブン銀行デビットカード」がお得です。三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人は「三菱東京UFJ-VISAデビット」もおすすめです。


海外で使用時の注意点

海外では、ATMはもちろんレジでも自分でデビットカードを挿入する必要があるケースも多いのです。ATMやレジでは、日本のようにカードを挿入口から入れてしまう場合だけではありません。上から下にスライドさせる、カードを水平にスライドさせてすぐに抜き取る、縦向き(カード表面が自分側)に入れてすぐに抜き取るなどの様々な方法があります。

 

また暗証番号の認証が必要です。何度か間違えるとロックがかかってしまうこともあるので、暗証番号の管理には十分注意を払いましょう。

 

ホテルやレンタカーのデポジット(保証金)を、デビットカードでは払えないこともあります。クレジットカードの併用や、デポジット用に予備にいくらかの金額を準備しておくと安心ですね。

 

またデビットカードが使える場合にも注意が必要です。というのは、デポジットの支払いにデビットカードを使用すると、当然一旦口座から引き落としされます。通常はチェックアウト時に宿泊料や利用料などとの差額が返金されます。しかし、デビットカードを使用した場合は、返金が遅くなることもあります。デビットカードは口座にある金額しか使えませんから、すぐに返金されない場合を見越して事前に入金しておきましょう。

 

現金にはない補償・保険

デビットカードでは、補償や保険が付帯しているものがたくさん見つかります。現金とは違う方法でお金が準備できると安心感も大きく、海外旅行に行く方にとって価値があります。保険や保証サービスの額や何日までさかのぼって請求できるのかなどは、デビットカードによって違いがあります。確認しておきましょう。

 

JNB Visaデビット

もしも盗難にあっても年間500万円まで補償付き
カードを第三者に不正使用された場合の補償が付いているので安心。また、カードの利用停止・再開はご自身で設定することもできます。

セブン銀行デビットカード デビット付きキャッシュカードの紛失・盗難によるデビットサービスの不正利用被害を被った場合、1事故あたり500万円を上限として補償します。※当社が紛失・盗難の届出を受けた日の60日前以降の利用が対象となります。
三菱東京UFJ-VISAデビット

ショッピング保険
本カードを利用してご購入された品物の破損・盗難などの損害について、年間100万円を限度に購入日より60日間補償します(自己負担額 5,000円/1事故あたり)
不正利用補償
偽造・盗難カード等が第三者によって不正利用された場合、当行が連絡を受けた日から60日前まで遡り、その日以降に発生した損害について、年間100万円を限度に補償します。
※お客さまの故意または過失に起因する被害等、補償できない場合があります。

住信SBIネット銀行デビットカード

万が一、紛失や盗難に遭われてカードの不正利用を被った場合、お届けいただいた日から30日前にさかのぼり、被害を補償しますので、安心してご利用いただけます。
※お客さまの故意または過失に起因する被害等、補償できない場合があります。

楽天銀行デビットカード(JCB) -
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)

購入した商品が盗難にあったとき(※ 盗難の場合には、所轄の警察署への届出が必要となります)購入した商品を不注意で壊してしまったとき。購入した商品が火災で燃えてしまったとき。
補償限度額:300,000円(※1回の事故および年間の補償金額合計)
免責金額:5,000円
補償期間:ご購入日から60日間

ソニー銀行デビットカード 購入商品の破損・盗難などを補償するショッピング保険が自動付帯。現金で購入するより安心です。

 

使い過ぎにも安心

海外旅行で「せっかく来たから…」と買い過ぎてしまった経験がありませんか?クレジットカードなら後で請求額を見て、血の気が引くことになりかねません。その点デビットカードなら、自分の銀行口座にある金額しか利用できないわけです。

 

予算通りの金額だけ口座に入れておけば、必要以上に使ってしまうことを防げます。ただ手数料もかかりますし、キャッシングする回数は事前に予定するのは難しいでしょう。デビットカードは海外では入金できません。そのため、少し余裕を持って口座に準備していくことをおすすめします。