海外旅行で使えるデビットカードの失敗しない選び方

海外こそデビットカードが使いやすい

海外旅行でもデビットカードはクレジットカードと遜色なく使うことができます。海外ではクレジットカードと変わらぬシェアを誇っているデビットカードなので、ショッピングはもちろん、現地通貨の引き出しまで可能です。むしろ使いやすさを感じるかもしれません。

 

例えば、世界ではVisaならクレジットカード全体のシェアとして、デビットカード36.79%、クレジットカードは20.95%となっておりデビットカードのほうが多くなっているのです。(参照:NILSON REPOR

 

 

私自身、クレジットカードとは別に海外旅行にはデビットカードを必ず持っていきます。例えば、クイーンズタウン(ニュージーランド)で行った時の経験ですが、ハンバーガーで有名なファーグバーガーでの食事や、夜にBARでお酒を飲む時は現金での決済になります。

 

ある程度の金額は空港で現地通貨に両替してから国内を出発するのですが、大金過ぎても落とした時や盗難のリスクがあるので、5万円くらいを両替して、足りなくなったら現地のATMで引き落とすようにしてます。


 

 

ちなみに、ニュージーランドはほとんどのお店でJCBが使えません。私はジャパンネット銀行のVISAデビットを持って行ったので助かりました。お得な「デビットカード」の選び方も参考にして下さい。

 

 

海外利用でのデビットカードとクレジットカードの比較


海外利用でもデビットカードとクレジットカードの最大の違いは、引き落としのタイミングです。またデビットカードは、ショッピングでもキャッシングでも自分の銀行口座に入っている金額を使います。クレジットカードは、キャッシングの場合に利息が発生してしまいます。借金と同じという感覚が苦手な方には、デビットカードのほうが適しているでしょう。

 

そして利用時の手数料の違いも気になる点ですね。デビットカードでは、visaなどクレジットブランドが定めるレート(1.6%程度)に加えて、デビットカードそれぞれの手数料(3%程度のものが多い)かかります。ショッピング、キャッシング共通のデビットカードがほとんどです。

 

クレジットカードでのキャッシングは、クレジットブランドとしての手数料と利息がかかってきます。クレジットカードの場合では利息は日割りとなるので、利用した日数によっても利息額が変わってきてしまいます。

 

デビットカード、クレジットカード共にATM利用手数料が1回ごとにかかりますし、現地ATMで手数料を支払うケースもあります。

 

デビットカードの海外での使い方


海外では、ATMはもちろんレジでも自分でデビットカードを挿入する必要があるケースも多いです。ATMやレジでは、日本のようにカードを挿入口から入れてしまう場合だけではありません。上から下にスライドさせる、カードを水平にスライドさせてすぐに抜き取る、縦向き(カード表面が自分側)に入れてすぐに抜き取るなどの様々な方法があります。

 

また暗証番号の認証が必要です。何度か間違えるとロックがかかってしまうこともあるので、暗証番号の管理には十分注意を払いましょう。

 

ホテルやレンタカーのデポジット(保証金)を、デビットカードでは払えないこともあります。クレジットカードの併用や、デポジット用に予備にいくらかの金額を準備しておくと安心ですね。

 

またデビットカードが使える場合にも注意が必要です。というのは、デポジットの支払いにデビットカードを使用すると、当然一旦口座から引き落としされます。通常はチェックアウト時に宿泊料や利用料などとの差額が返金されます。しかし、デビットカードを使用した場合は、返金が遅くなることもあります。デビットカードは口座にある金額しか使えませんから、すぐに返金されない場合を見越して事前に入金しておきましょう。

 

旅行前の設定が必要なデビットカードも

楽天銀行デビットカードでは、海外で利用OKの設定をオンラインで事前にしておく必要があります。デビット利用、内海外利用分を「利用可能」と「利用停止」から選べます。セキュリティ設定から行えるので出発前に忘れずしておきましょう。

 

ジャパンネット銀行デビットカードのように、最初に30万円に設定してある場合もあります。またデビットカードによっては、海外ATM出金の初期設定が0円になっていることがあります。自分が持っているデビットカードが、どのようになっているか確認しておくことが大切です。
オンライン設定なので、海外に出てしまってからでもできないことはありません。ただ公衆のWifiを使った接続は、セキュリティ面で不安です。渡航前に確認の上設定しておくほうがベストでしょう。

 

海外でJ-Debitは使えない!

ほとんどの日本の銀行のキャッシュカードは、日本国内限定でデビットカードとして使えます。大手都市銀行やゆうちょ銀行などのキャッシュカードで、そのまま支払えるのです。これは、J-Debitとよばれますが、海外では使えません。ネットショッピングでも利用不可です。そのため、海外でデビットカードを使いたいなら、visaやJCBなどの国際ブランドデビットカードを作る必要があります。

 

現地通貨を引き出しする時の海外レートと手数料を比較


デビットカードを使って、海外のATMから現地通貨を引き出すことができ、両替の手間を減らせて大変便利です。

 

通常はVISAやJCBなどのクレジットブランドが定める海外レートに、海外取引に関するコストを加えた額がかかります。3%程度のデビットカードが多いです。また海外ATMで出金する利用手数料も100円から200円程度に設定してあるのが多いです。

 

デビットカード 海外利用時の手数料 海外ATM出金手数料
JNB Visaデビット 海外レート+3.02% 無料
セブン銀行デビットカード 海外レート+3.0% 108円(税込)
三菱東京UFJ-VISAデビット 海外レート+3.0% 108円(税込)
住信SBIネット銀行デビットカード

2.5%(米ドルを利用で米ドル決済)
海外レート+2.5%(米ドルを円貨決済、米ドル以外を利用)

無料
楽天銀行デビットカード(JCB) 海外レート+3.024% 無料
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa) 海外レート+3.024% 無料
ソニー銀行デビットカード

・無料(外貨預金口座から外貨引き落とし)
・海外レート+1.76%(外貨預金口座あり・円から引き落とし)
・海外レート+1.76%(外貨預金口座なし)

216円(外貨預金口座なしの場合)

 

 

海外での引き出し手数料がもっとも安いのは「ソニー銀行デビットカード」で1.76%です。1万円分を現地通貨で引き出した場合、3.0%の海外手数料と比較して1.24%の差は124円です。(10,000円×1.76%=176円、10,000円×3.0%=300円)

 

私の経験ですが、海外旅行へ行った際に何度も海外ATMで現地通貨を引き出すことはありません。一回の海外旅行(7泊8日くらい)で1〜2回程度です。ですから、頻繁に海外旅行へ出掛けて、利用する金額も多い場合は手数料が低いデビットカードを選ぶべきですが、そうでない場合は日本での使い勝手も重視した方が良いでしょう。

 

私が実際に利用しているのは「JNB Visaデビット」です。三菱東京UFJ銀行の口座を持っている人は「三菱東京UFJ-VISAデビット」もおすすめです。


 

国際キャッシュカードとデビットカードの違いは?


現地通貨を引き出す点は、国際キャッシュカードとデビットカードにあまり大きな違いがありません。しかし、国際キャッシュカードではショッピングには使えないのです。デビットカードがクレジットカードに近い利用法なのに比較すると、国際キャッシュカードの利用方法は大変限定されています。あくまでもお金を準備する方法を分散させる、補助的なものとしての利用がよいでしょう。

 

ブランド(VISA・JCB)デビットのメリットは?


海外でのブランドデビットのメリットは、世界中のクレジットカード加盟店で使える点でしょう。ただシェアの大きさからも、一般的な海外での利用ならJCBよりVISAデビットのほうが適しています。

 

また現地通貨を両替の手間なく入手できます。そして海外でも、自分の銀行口座から引き落とししている状態です。使い過ぎない安心感がどこにいてもあるのが最大の魅力ですね。

 

海外旅行にデビットカードは最適


海外旅行に大きな金額の現金を持ち歩く危険性はどなたも感じることのはずです。しかし、年齢やその他の事情によって、クレジットカードを作ることができない方もいらっしゃいます。現金主義の方には、クレジットカードは持ちたくないものでしょう。

 

以前は海外旅行といえばトラベラーズチェックでしたが、2014年3月末を最後に新規発売は終了されています。発行済みのものは利用したり換金したりできますが、新たに準備することができません。

 

現金は不安、クレジットカードは持てない、そんな方こそデビットカードを海外で利用していただきたいのです。Jデビットは日本国内限定ですが、VISAデビットやJCBデビットなら海外の加盟店でも利用できます。

 

子供の留学にも持たせたい一枚


デビットカードは、15歳から申し込めるので(一部デビットカードは16歳)留学時にもおすすめです。また日本の銀行口座に入金すれば、現地で引き出せるので手間もかからず海外送金などの手数料を抑えることもできます。またクレジットカードを作れる年齢の方が海外に行く場合も、お金を準備する手段はたくさんあるほうが安心です。

 

海外留学での具体例・口コミ

「日本よりもデビットカードが浸透していると聞いたので、クレジットカードの予備のつもりで持って行きました。実際は乗り物のチケット、ちょっとした買い物、ランチのレストランなど使用できるシーンが多く、現金代わりにしていました。家賃は現金で払っていたのですが、デビットカードを使ってATMで引き出していました。ちょっとお金が足りないときには、口座にお金を入れといて!と親に頼めばよかったのも助かりました。」(留学先・ヨーロッパ)

「大きな額を持ち歩くのは、やっぱり怖いですね。デビットカードならそのまま使ったり、ATMで現金を引き出したりと、1枚で事足りるので助かりました。クレジットカードでもいいんですが、使い過ぎた!と思うことが何度かあったので、即時払いのデビットカードのほうが安心です。クレジットカード以外に何か…と探しているなら、デビットカードがおすすめだと思います。」(留学先・カナダ)

「17歳なので、クレジットカードが作れません。デビットカードなら15歳か16歳以上なら作れるということなので、申し込みました。短期の交換留学だったので、あまりお金の準備の方法を気にしていなかったのですが、絶対現金だけよりデビットカードを作っておいてよかったです。」(留学先・アメリカ)

 

現金にはない補償・保険


デビットカードでは、補償や保険が付帯しているものがたくさん見つかります。現金とは違う方法でお金が準備できると安心感も大きく、海外旅行に行く方にとって価値があります。保険や保証サービスの額や何日までさかのぼって請求できるのかなどは、デビットカードによって違いがあります。確認しておきましょう。

 

JNB Visaデビット

もしも盗難にあっても年間500万円まで補償付き
カードを第三者に不正使用された場合の補償が付いているので安心。また、カードの利用停止・再開はご自身で設定することもできます。

セブン銀行デビットカード デビット付きキャッシュカードの紛失・盗難によるデビットサービスの不正利用被害を被った場合、1事故あたり500万円を上限として補償します。※当社が紛失・盗難の届出を受けた日の60日前以降の利用が対象となります。
三菱東京UFJ-VISAデビット

ショッピング保険
本カードを利用してご購入された品物の破損・盗難などの損害について、年間100万円を限度に購入日より60日間補償します(自己負担額 5,000円/1事故あたり)
不正利用補償
偽造・盗難カード等が第三者によって不正利用された場合、当行が連絡を受けた日から60日前まで遡り、その日以降に発生した損害について、年間100万円を限度に補償します。
※お客さまの故意または過失に起因する被害等、補償できない場合があります。

住信SBIネット銀行デビットカード

万が一、紛失や盗難に遭われてカードの不正利用を被った場合、お届けいただいた日から30日前にさかのぼり、被害を補償しますので、安心してご利用いただけます。
※お客さまの故意または過失に起因する被害等、補償できない場合があります。

楽天銀行デビットカード(JCB) -
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)

購入した商品が盗難にあったとき(※ 盗難の場合には、所轄の警察署への届出が必要となります)購入した商品を不注意で壊してしまったとき。購入した商品が火災で燃えてしまったとき。
補償限度額:300,000円(※1回の事故および年間の補償金額合計)
免責金額:5,000円
補償期間:ご購入日から60日間

ソニー銀行デビットカード 購入商品の破損・盗難などを補償するショッピング保険が自動付帯。現金で購入するより安心です。

 

お金の使い過ぎにも安心


海外旅行で「せっかく来たから…」と買い過ぎてしまった経験がありませんか?クレジットカードなら後で請求額を見て、血の気が引くことになりかねません。その点デビットカードなら、自分の銀行口座にある金額しか利用できないわけです。

 

予算通りの金額だけ口座に入れておけば、必要以上に使ってしまうことを防げます。ただ手数料もかかりますし、キャッシングする回数は事前に予定するのは難しいでしょう。デビットカードは海外では入金できません。そのため、少し余裕を持って口座に準備していくことをおすすめします。

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