Financial Pass Visaデビットカード(ANAデビット)の口コミ
デビットカードでもクレジットカードのようにマイルが貯まるのでしょうか?ANAとスルガ銀行の提携で発行されているANAマイレージクラブFinancial Pass Visaは、マイレージクラブの機能も付いているため、しっかりマイルが貯められそうです。
しかし、条件があるのでマイルを貯めるためには、必ずしもANAマイレージクラブFinancial Pass Visaがベストの選択とは言えません。
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaでの留意点と、マイルを貯めたい方へのおすすめデビットカードをご紹介します。
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaデビットカードとは?
VisaデビットとANAマイレージクラブ、銀行キャッシュカードの3つの機能が一体化したカードです。世界中のVisa加盟店でのショッピング、海外ATMでの現地通貨引き出しなどデビットカードとしての利用や銀行取引での利用でマイルが貯まっていきます。
旅行傷害保険が自動付帯しているので、旅行時に携帯するのに最適なデビットカードといえるでしょう。(国内でも付帯しますが、ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaで旅行代金を支払うことが条件です。)発行手数料や年会費はかかりません。
スルガ銀行ANA支店が発行しています。ANA支店はインターネット支店です。そのため全国どこに住んでいる方でも申し込みできます。インターネット支店ですが、提携ATMはゆうちょ銀行やコンビニなど充実しているため、口座からの現金引き出しの利便性も高いです。
ショッピング以外に銀行取引でマイルが貯まる
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaでは銀行の取引だけでもマイルを貯めていけます。
- クレジットカード、生命・損害保険料の引き落とし、固定電話・携帯電話の料金引き落とし 5マイル
- 給与振込の口座に指定 50マイル
- カードローンの引き落とし 60マイル
- マイル付き定期預金の預け入れ 10万円ごとに60マイル
となっています。
保険は付帯している?
海外旅行時の傷害保険、国内旅行時の障害保険(代金をデビットカードで支払うことが条件)、購入した商品の破損時の補償や、盗難被害補償など大変充実しています。デビットカードは、通常不正利用保険は付帯していることは多いです。ショッピング保険も一部デビットカードはついています。ですが、旅行傷害保険や盗難被害補償などはなかなかありません。安心感の高いデビットカードといえるでしょう。
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaの審査は?
デビットカードは、銀行口座にある金額を使えるので、通常では与信審査はありません。しかし、ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaでは、SMART BANKというサービスがあります。これは、限度額(最高500万円)の範囲内なら自動的に貸し越しされるサービスです。SMART BANKサービスのための審査は行われ、場合によっては自動貸し越しができないこともあります。
年間利用額100万円未満ならボーナスマイルはなし!
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaを100万円以上200万円未満の利用で3,000マイル、200万円以上利用なら8,000マイルのボーナスマイルがプレゼントとなります。
3,000マイルも貯まるのなら、絶対にお得!と思ってしまいますが、マイルへの還元率としては、200万円未満なら0.15%〜0.3%という低さです。200万円以上でも0.4%以下の還元率ですから、実はあまりマイルの貯まるデビットカードではないといえるでしょう。
そもそも年間の利用額が100万円に満たないと一切マイルが貯まりません。年間100万円ということは1ヶ月あたり83,333円となります。
銀行口座の取引だけでもマイルを貯められるようにはなっています。果たしてデビットカードの利用額がいくらぐらいになるのかという点を考えて、ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaに申し込みをするのか決定しましょう。利用額が低いのなら、少ないポイントからでもマイルに交換できるデビットカードのほうがメリットは大きい可能性があります。
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaデビットカードの口コミ
「ANAマイレージクラブカードはすでに持っていました。なのでマイルの口座がバラバラになったら嫌だな…と思い申し込みするか迷っていたのです。調べてみると、お客様番号を入力すれば口座を統合できるので、そこにまとめてマイルを貯めていけるのがわかりました。クレカと併用していますが、デビットカードは銀行口座管理でマイルを貯めるものと考えています。」
「ボーナスマイルに魅力を感じて申し込みました!ですが、年間100万円以上使わないとマイルをもらえないんですよね。ショッピングではもともと持っている楽天銀行のJCBデビットのほうが還元率も1%と高いので、自然とそちらを使うようになり、結局ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaのほうは銀行口座の管理(給料振込など)でマイルを貯めているだけという使い方になりました。このデビットだけ使うというより、サブカードとしての併用が最適だと思います。」
「SMART BANKサービスがあるので、審査が行われます。今後ローンを申し込むことを考えたら、審査を受けた履歴を残したくなく気になっていました。審査過程によってデビット機能なしのカードが発行されることもあると見たのですが、銀行口座とANAマイレージクラブだけの機能なら利用しやすいかなと悩みました。申し込みの時に記入できる場所があったので、SMART BANKサービスだけが必要ない旨を伝えました。イレギュラーかもしれませんが、自動貸し越しなしのデビット機能を付けたカードを作ることができました。」
ANAマイルがしっかり貯まるデビットカードは?
楽天銀行デビットカード(JCB)
楽天ポイント2ポイントがANAマイルの1マイルに交換できます。(50ポイント以上2ポイント単位)楽天銀行デビットカードは、JCBなら1%と大変還元率が高くなっています。マイルへの還元率は0.5%となります。
セブン銀行デビットカード
nanacoポイントを最大1.5%の還元率で貯めていけます。ANAマイルへは、500ポイントを250マイルに交換できます。(500ポイント以上500ポイント単位)
他にもOkiDokiポイントが貯まるJCBデビットなら、1ポイント当たり3マイルに交換できます。OkiDokiポイントの還元率は0.5%です。
ANAマイレージクラブFinancial Pass Visaでまとめて貯めるよりも、コツコツとマイルを貯めたほうがデビットカードの利用額が低い方には現実的でしょう。ただし、デビットカードの種類によってJALマイルにしか交換できないこともあります。
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