デビットカードでETCカードは作れません

デビットカードでETCカードは作れるの?

デビットカードは、クレジットカードと使い方は似ているものの、全く同じ機能というわけではありません。クレジットカードでは「ETCカードを発行する」あるいは「ETC機能をクレジットカード自体につけられる」ものが大変多く見つかります。

 

それでは、デビットカードでも同様に、ETCカードを発行できるのでしょうか?

 

ついにデビットカードでもETCカードが持てる!

デビットカードはこれまでETCカードには対応していませんでした。ついに、デビットカードでETCカードに申し込める銀行が登場しています。北國銀行Visaデビットカードを持っている方は、ETCカードを申し込めるようになっています。

 

北國銀行VisaデビットカードでETCカードを申し込むには?

北國銀行のVisaデビットカードに申し込めるのは、北國銀行の本支店で普通預金口座を保有している方です。

 

さらに、Visaデビットカード機能のみの単体カード、Visaデビットカード機能とキャッシュカード機能を持つ一体型カードでは15歳以上の方が対象です。

 

デビット機能やキャッシュカード機能に加えて、カードローン機能や、自動貸越となるプラスサービス機能を付帯させるなら20歳以上の方で、安定した継続収入が必要です。

 

北國銀行は地方銀行なので、北陸三県に住んでいない方が申し込む場合は、理由を聞かれます。

 

申し込み基準に該当しなければ、口座開設はできません。デビットカードでETCカードが作れるのですが、全国どこに住んでいても申し込めるわけではないというのが現状です。

 

ETCカードは、北國銀行Visaデビットカードを持っているなら年会費無料で申し込めます。

 

ETCカードを申し込めるのは、18歳以上の方です。ETCの利用には車載器が必要になるため、別途購入して準備しましょう。

 

北國銀行Visaデビットカードを保有している方が申し込めるETCカードですが、決済はデビットカードように即時とはなりません。ETCを利用してから3〜4週間後に銀行口座からの引き落としとなります。

 

そのため普通預金残高に関わらず、ETCを使うことができます。また、北國銀行Visaデビットカード自体で高速料金を支払うことはできません。

 

他にETCカードを発行できるデビットカードはないの?

自分が持っているデビットカードや、これから口座を作ってデビットカードを持つ予定の銀行ではETCカードを発行できるのかどうか、気になりますね。

 

しかし、現時点では北國銀行のVisaデビットのみがETCカードに対応しています。

 

各デビットカードのETCカードへの対応は?


ジャパンネット銀行Visaデビットカード
ジャパンネット銀行で発行できるVisaデビット付キャッシュカードでは、ETCカードは付帯できません。

 


セブン銀行デビットカード
セブン銀行自体で、ETCカードの取り扱いがありません。

 


三菱UFJデビット
三菱UFJデビットでは、VISAとJCBのブランドから選べます。いずれも高速道路料金など、利用できない加盟店があると記載されています。また、三菱UFJ銀行でETCカードを発行できるのは、クレジットカードであるICクレジットカードとスーパーICカードを持っている方のみです。

 


住信SBIネット銀行デビットカード
キャッシュカードにデビット機能は付帯できますが、クレジット機能やETC機能は付けられません。住信SBIネット銀行デビットサービスでは、国内や海外のVisa加盟店で使えます。ただし高速道路料金は、航空機の機内販売と同様に使えません。

 


楽天銀行デビットカード(JCB)
楽天銀行が発行するETCカードは、クレジット機能付きキャッシュカードのみです。楽天銀行カード、楽天セディナカード、楽天ジョーヌカードの3種類なら、ETCカードを併せて申し込み、または追加申し込みもできます。デビットカードではETC追加申し込むは不可です。

 


楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)
楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)、楽天銀行デビットカード(Visa)では即時引き落としができません。後日請求時に普通預金口座残高不足で清算できないことがあるので、高速料金支払いでの利用を中止しています。

 


ソニー銀行Visaデビットカード(Sony Bank WALLET)
ソニー銀行デビットカードの利用できない加盟店には、有料道路が含まれています。ソニー銀行でETCカードが発行できるのは、ソニーカードのゴールドとクラシックのみです。デビットカードではETCカードに対応していません。

 

どうしてデビットカードでETCカードを作れなかった?

VISAやJCBのような、国際ブランドが発行するデビットカードなら、クレジットカードと同じ加盟店で使えます。しかし、ETCでは支払うときと口座からの引き落としのタイミングによる違いが理由で不可能だったのです。

 

デビットカードは、カードを出して払ったその時に、銀行口座から引き落とされます。その段階で利用額以上が銀行口座に入っていないと使えません。ETCカードなら料金ゲートを通過した瞬間に銀行口座が不足していたら、当然キャンセル処理をする時間もありません。

 

クレジットカードでは、支払い日までカード会社がお金を立て替えていることになります。そのため、支払い能力や信用情報などから審査を行うのです。デビットカードはクレジットカードのような信用情報の審査は原則として行われません。預金口座にある金額で支払うことになるからです。

 

今後はETCカードを作れるデビットが増える?

デビットカードでは銀行が立て替えることになり、支払われないリスクを銀行が負うことになる可能性も出てきます。北國銀行VisaデビットでETCカードを申し込めるようにはなっていますが、他の銀行もどんどん参入するかどうかは、難しい部分があります。

 

たとえば、以前は機内販売でデビットカードを利用できていたのですが、決済日に口座残高不足が頻繁に起こったことで、できなくなっています。

 

ガソリンスタンドのように、即時決済ではない場合も、使えるデビットカードと使えないデビットカードがあります。

 

デビットカードはガソリンスタンドで使える?

 

このように、デビットカードの利用方法も常に変化しています。今後利用者のニーズが高まれば、それに対応する銀行も増える可能性はあるでしょう。

 

クレジットカードを持たずにETCカードを使うには?

デビットカードでETCカードを作れるのは、唯一北國銀行Visaデビットのみです。しかし、クレジットカードを作りたくない場合もあるでしょう。そんな時には、ETCパーソナルカードを利用するのがおすすめです。

 

このカードはデポジット(保証金)を預託し、通行料金は口座から月単位で引き落としによって支払います。

 

デポジットの額は、平均利用月額の4ヶ月分が必要です。平均利用額が5,000円なら、20,000円のデポジットを預託することになります。デポジットは解約時に返金されます。

 

クレジット&デビット2枚持ちで

それぞれのカードでの機能的な違いは、変更しようがありません。ETCカードや高速料金の支払いでどうしてもカードが必要なら、デビットカードとクレジットカードを2枚持ちする方法もあります。

 

ソニー銀行のように、現金感覚で使えるデビットカードと、持っていることが信用力になるクレジットカードを2枚揃えて持つことを勧めている金融機関もあります。

 

あくまでクレジットカードはETCのみに使い、その他の支払いはデビットで済ませるという方法もあるでしょう。2枚持ちなら支払いのタイミングも選べるので、より上手なお金の管理ができそうです。

 

クレジットカードでのETCカード発行と使い方

クレジットカードをすでに持っていて、ETCカードを利用したい場合は、申し込みをすると各社ETCカードが追加で送られてくるシステムが利用できることが多いです。

 

申し込みからカード受け取りまでは各社違いがあるので、最短1週間から3週間程度は予定しておきましょう。

 

新規申し込みの場合は、クレジットカードとETCカードを併せて発行することになります。(一体型を発行しているところもありますが、抜き忘れによる盗難の恐れがあります。)この場合もやはり、少なくとも1週間から3週間ほどかかります。

 

発行後はETCカードを車載器に入れ、高速道路などのETCレーンを通ると、カードに料金がカウントされていきます。支払いは、クレジットカードの引き落としと同時に行われます。メインのクレジットカードと同様にポイントなども貯まるシステムですから、渋滞を避けるだけでなくお得さもある方法です。

 

ただ、最初に車載器を購入する費用が気になりますね。

 

あまり高速道路を使わないなら、わざわざETCカードを作る必要がないと考えている方も多いでしょう。そんな場合は、料金所でクレジットカードを使って支払うこともできます。

 

現金の代わりに通行券とクレジットカードを渡すだけで、サインレスで通れます。ただし、もちろんETC割引は受けられません。

 

このように、クレジットカードならETCカードを発行してもよいですし、そのまま料金所での支払いに利用することもできるわけです。"